4月になり新たなスタートが始まる季節ですね。
そんな中で私事ではありますが鍼灸の専門学校に入学することが決まりました。現在、柔道整復師の免許を取得しているのですが将来的な独立開業に向けてスキルアップを目指し専門学校への入学を決意しました。
このことを周りに言うと皆が口を揃えて同じことを言います。
「仕事はどうするの?」
仕事を辞めて学校に通うのか?それとも仕事しながら学校に通うのか?
人によって様々だとは思いますが私は仕事しながら学校に通います。
それを伝えるとさらに言われる1言が
「大変だね」
みんな仕事しながら学校に行く=大変というイメージがあるそう。
しかし、実際の所はどうなのだろうか?自分が入学する前は仕事している時間が学校に変わるだけだからそこまで大変では無いという考えを持っていましたが心境の変化も出てきています。
そこで今回は入学して間もないですが、実際に学生社会人をしてみた感想を述べていきたいと思います。
働きながら学校に通いたい人
スキルアップor新たな道を考えてる人
上記の方にはこの記事を参考にしてもらえると嬉しいです。
今回のPOINT
・社会人学生(仕事しながら学校に通う)は大変なのか?
・社会人学生をしてみた感想
社会人学生は大変なのか?
社会人学生をする場合に様々なケースがあります。
学校が午前のみor午後のみor1日での選択制なのか?
医療、福祉系or調理系orコンピュータ系の学校なのか?
2年制〜4年制なのか?
それらによっての特徴があると思いますが、私の場合は3年制の医療系の専門学校で午前のみという形で通っています。
入学してまだ間もないので、社会人学生の全てを分かっている状態ではないですが現段階(入学して1ヶ月)で思ったことがあります。
とても大変(笑)
中々予想通りにはいかないですね。ここまで色んな面で大変さを感じるとは思ってもいなかったです。
では具体的に何が大変なのかお話します。
1,勉強が大変
学生の基本である勉強が大変です。
大学生以来(6年ぶり)の勉強ということもあり久々すぎて苦戦しています。また私の学校は小テストが多く、テスト期間中だけ勉強すればいいというものではないため日々の勉強が大事になります。
学生と社会人学生と勉強面での決定的な違いは勉強する時間が無い点です。
学生の場合は勉強する時間を多く確保できます。バイトしている人も多いですが、社会人のように週5で働く人はあまりいませんよね。
社会人学生の場合は学校が終わったらそのまま仕事に行く人も多く、仕事も基本週5で働く人も多いため勉強にあてる時間が取れません。
ちなみに私は週6で働いています…
そんな中で私は通勤途中や休み時間などのスキマ時間に勉強するようにしています。家に帰ってからだと仕事の疲れもあって集中できませんからね。
2,金銭面が大変
他の社会人学生の方も大変なのが金銭面。金銭面の中でも大きく2つに分けることができます。
・学費
・生活費
まずは学費について。これは学校によっての差はありますが私は医療系の3年制の専門学校ということもあり、卒業までに400万近くかかります。特に初年度の最初の学費納付が入学金も入っているため高く100万近くかかりました。入学前に貯金が減ることに不安感が募ったのを今でも覚えています。
〈専門学校の学費平均〉
学費に関しては親や親戚からの援助があるかたもいると思いますが、私は迷惑をかけたくはないという所から自分で払っています。そのため学費を払うのを計算したうえで生活しなければならないのが大変になります。
次に生活費に関しては、社会人学生と学生での違いはそこまでありません。
では何が大変かと言いますと収入が大きく変わるからです。社会人から社会人学生になると学校に通うため労働時間が減ります。そのため給料も減ってしまうので生活が大変になります。
私の場合は午前中に学校に行っているため、今まで働いていた午前(9:30〜13:30)分の労働時間が減ることになります。1ヶ月20日出社だとすると80時間分の給料が減ると考えたらいかに手取りが減るか分かりますよね?
そのため社会人の時のように毎週のように飲みに行ったり、遊びに行ったりすることを控えたりするようにしています。
ちなみに私は社会人学生になってから勤務体系が変わり、週休1日の週6勤務になりましたね。
理由としては給料面が一番大きく、週6分の勤務でなんとか生活できるような形になるよう会社と話し合いました。
3,人間関係が大変
意外にも大変だったのが人間関係。理由は色んな人がいるからです。
例えば高校や大学だと基本的に同年代と学校生活を歩んでいきますが専門学校は特殊です。
専門学校は高卒から入学する人もいますが私みたいに社会人を経験した後に入学する人もいます。
社会人を経験した人が入学する理由として色々あり
・今の仕事のスキルアップのため
・今の仕事は辞め、心機一転新しいことにチャレンジしたいから
・子育ても終わり自分の時間ができたから
上記のような方が入学するため年齢層がバラバラです。
学校にもよりますが私の所は30代〜50代がクラスの3割を占めている状態。色んな年齢層がいる空間で授業を受けているのが最初は違和感を感じていました。
同年代だと仲良くなくても気軽に話かけられますが、特に年上には中々話かけづらいですよね。コミュニケーション能力が高い人ならこういう問題は気にならないと思いますが、私みたいな内向的な人間には大きな問題です。
しかし3年間を共にする仲間でもあるので、早いうちにコミュニケーションを取っておけると一人ぼっちにならずには済みます。
最後に
社会人学生の大変な面は伝わったでしょうか?
大変な面もありますが楽しい面もたくさんあります。
・今まで学んで来なかった内容を知れる喜び
・勉強+仕事という生活の充実感
・今までの生活では出会わない方との出会い
大変なこともありますがこういう楽しさもあるので、社会人学生になった後悔はしていません。今後も社会人学生としての実体験を発信できたらと思います。