骨盤矯正は本当に意味があるのか?デメリットは無いのか?全てお話します。

いま、骨盤矯正はとても流行っています。
整体院や国家資格者が働いている接骨院や整骨院でも骨盤矯正をしている所は多いです。なぜ多いのかというと骨盤矯正をしてほしい人が年々多くなっているからだと考えています。

そんな人気な骨盤矯正ですが、具体的にどんな効果があるか言えますか?おそらくですがほとんどの人は言えないと思います。

「最近流行っているから骨盤矯正やってみたいなぁ」
「モデルさんやインフルエンサーの人もやってるから私もやりたい」


など安易な考えで骨盤矯正したいと考えている方は多いですが、まずお伝えしたいことは

骨盤は体の中心にある大事な部分であるということ。

大事な部分の施術に対して知識が無いのは良くないので、きちんと理解した上で施術をしてもらいましょう。
なぜここまで言うのかというと、骨盤矯正にも悪い所があるため

池田ウンパ

実は骨盤矯正にもデメリットはあるんですよー



そこで今回は骨盤矯正について色々お伝えしていきます。

今回のポイント

・そもそも骨盤の役割とは?
・骨盤矯正とは何をするの?
・骨盤矯正のデメリットはある?

目次

そもそも骨盤とは

骨盤とは背骨と大腿骨の間にある強固に一体化した一群の骨の解剖学的名称です。

難しい言葉が多いので簡単に説明すると

上記の図にある寛骨、仙骨、尾骨を総称したものを骨盤と呼びます。


骨盤は他の骨と違い、男女で形が違うという特徴があります。この差は女性では出産の機能があるため。男性では重心の安定を図るためと言われている。

女性男性
・横長の形状
・骨盤上口がたまご型
・恥骨下角が大きい
・縦長の形状
・骨盤上口がハート型
・恥骨下角が小さい

骨盤の役割とは

1, 体のバランスを保つ

骨盤の下には大腿骨という太ももにある骨が連結しており、骨盤の上には頭まで繋がる背骨が連結しているため上半身と下半身のバランスを保つのに大きな役割を果たします。

2, 歩行に関与

骨盤と大腿骨の連結部分を股関節と言います。この股関節は歩行での重要性が高く、股関節の柔軟性がなくなると足が前に出づらくなり転倒のリスクも高まりますし、歩行荷重での股関節痛なども起こり得ます。

3, 内蔵および生殖器の保護

骨盤の内部の空間を骨盤腔と呼びます。そこには腸や膀胱などの内蔵から男性なら前立腺、女性なら子宮などの生殖器が存在しております。
骨盤は骨の厚みもあり強固なので、それらを保護する役割もあります。

骨盤矯正とは?

骨盤矯正とは歪んでしまった骨盤を元の正しい位置に戻す施術のことを言います。

ここを勘違いしている人が多いのですが、骨盤は歪むことはありますが、ズレることはありません。


骨盤は先程述べたように3つの骨がくっついて骨盤と呼ばれています。その骨同士は「平面関節」というほぼ可動性の無い関節ですのでズレることはありません。

分かりやすく、骨盤の歪みを別の言葉で説明すると
「筋肉の硬さや筋力の左右差によって骨盤が本来あるポジションにいない状態」

そうなんです、実は骨盤矯正とは骨盤周囲の筋肉にアプローチして歪みを治すことを言います。筋肉を緩めたり、必要な所は鍛えていき骨盤を正しいポジションに戻していきます。

骨盤矯正の効果

骨盤矯正で期待されている効果は以下のものになります。

  • 腰痛の改善
  • 肩こりの改善
  • むくみの改善
  • 猫背姿勢の改善
  • 腰痛、肩こり、偏頭痛の改善
  • 生理痛や生理不順の改善
  • 不眠の改善

骨盤矯正のやり方

骨盤矯正のやり方については施術する所によって違いがあり、私が知っている限り骨盤矯正のやり方は3つあります。

1,マッサージやストレッチ及びインナーマッスルのトレーニング
2,ボキボキ整体
3,機械を用いた施術

1,マッサージやストレッチ及びインナーマッスルのトレーニング

この方法が1番主流ではないかと考えています。
私が実際に骨盤周りのアプローチをお願いされたらまずは股関節の動作チェックを行い、それに伴って必要な筋肉をマッサージやストレッチで緩めていきます。その後に自宅でもできるストレッチやトレーニングを教えるという流れで施術していきます。

2,ボキボキ整体

最近SNSでも話題のボキボキ整体。ボキボキと音を鳴らして整えていくというものです。

上記でも述べていますが、骨盤自体は歪むことはありません。従ってこの骨を整えていくアプローチに関しては私は否定的です。

3,機械を用いた施術

骨盤矯正を行っている整骨院では機械を用いる所が多いです。その機械とはトムソンベッド

図を見ていただくと頭、胸、腰から骨盤、足と部位ごとにベッドが別れているのが分かります。それぞれにレバーがついており高さや角度を調整することが可能です。
細かい調整ができることにより患者さんへの負担を少なくアプローチを行うことができます。

骨盤矯正のデメリット

1,有効性の不確実性

骨盤矯正の有効性について、科学的な根拠が少ないと言われています。
つまり骨盤矯正の効果が本当にあるかまだ分かっていないということ。

有効性の不確実性があるためなのか、そもそも骨盤矯正は「医療行為」として認められていません。
そのため医者でも骨盤矯正には否定的な人も多いと聞きます。

2,症状が悪化するリスク

骨盤矯正は医療行為ではありません。従って柔道整復師のような国家資格者でも、整体師などの無資格者でも骨盤矯正の施術を行うことは可能です。

それによって施術を受ける場所によって差があります。ちゃんと骨盤の動きやメカニズム、骨盤周囲の筋肉の知識を持った方なら安心ですが、そうでない人も沢山います。
そうでない人に施術してもらい実際に悪化してしまったケースもあり、国民生活センターに被害届が来ているそうです。

3,費用がかかる

骨盤矯正は医療行為では無いため、保険診療で行うことはできません。従って自由診療で行うことになるため費用がかかってしまいます。

平均的な費用として1回(60分)あたり5000円〜7000円程度と言われています。

骨盤矯正は1回施術して完了というわけにはいかないため、複数回施術を受けないと効果が出ません。そのため費用がかかってしまうというわけです。


最後に

骨盤矯正について理解できましたでしょうか?

私は骨盤矯正を全面的に否定しているわけではありません。骨盤矯正をして効果を実感している人も見てきましたし、骨盤がとても大事な部位だと言うことも理解しています。

しかし、院によって治療方法が違ったり理論的に不確実な所が多いのは懸念材料です。
そのような面もあるので気軽に骨盤矯正しようなどは思わない方がいいかと考えています。

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