【現役柔道整復師から学生へ】国家試験に合格した後にやっていた方がいい事とは?

柔道整復師になるためには国家試験に合格しなければなりません。国家試験はだいたい3月の第1日曜日に行われることが多く学生たちはそこに標準を合わせ勉強を頑張ります。

国家試験は自己採点で合否はある程度分かるので、試験当日の夜には結果がわかるようになっています。
試験を終え見事合格した人にお伝えしたいことがあります。


社会人になるまで後1ヶ月もありません

もう就活も終わっており、引っ越し予定もない方だと余裕はあります。しかし、就活を試験後にする方もいます。
そうなると時間が無いため、この1ヶ月に何をするか事前に決めておくことが重要です。しかし、学生たちは国家試験のことで大変なためそこまで頭が回らない人も多いはず。



そこで今回は国家試験に合格してから社会人になるまでにやっておいた方がいいことをお伝えします。
何をしたら良いのか分からない学生さんたち、ご参考に!!

今回のポイント

・ 社会人になるまでにやっていたほうがいいこととは?
・やっていたほうがいい理由とは?

目次

1,就職前に必要な知識を身につけておく

柔道整復師の就職先の大体が接骨院か整形外科になります。そのため就職先ごとに必要な知識をつけておくといいでしょう。

接骨院と整形外科の違いは色々ありますがどちらも外科的疾患を扱う仕事なので、解剖学や柔道整復理論を勉強しておくことをオススメします。

「国家試験終わってまた勉強かよー」と思う方はいると思いますが柔道整復師や美容師などの技術職は仕事している限りずっと勉強しないといけません。仕事始まったら覚えることが多いので、せめて知識だけでも早めに入れておいた方が楽ですよ。

ずっと勉強していたから知識は入っていると思う方もいるかもしれません。自分もそうでした。
しかし、試験対策の知識と実践での知識は別物です。なのでしっかり知識をつけておくといいでしょう。

具体的にどういう知識を入れておいたほうがいいか知りたい方は、就活での面接時か後日電話で確認しておくのが無難です。
私は面接時に聞いて、解剖学をしっかり理解しておくことと言われましたからね。

2,旅行

旅行は好きな人もいれば好きではない人もいると思いますがオススメしたいです。

理由として社会に出てから旅行に行く暇がなくなるからです。この言葉は社会人になる時によく聞く言葉ではありますが、柔道整復師はより行く暇がなくなります。

柔道整復師は他の職業より労働環境が整っていないのが特徴。整っていないのを具体的に言うと

・休みが週に1回
・有給休暇が無い

この2つの理由が大きいです。

池田ウンパ

私の職場ではありがたいことに完全週休2日制をいただいはいますが、有給休暇はありません…

最近、大手の接骨院や整形外科では労働環境が整えている所は増えていますが、小規模な接骨院ではまだまだ整っていない所が多いのが現実。

そのため学生のうちに旅行に行くことをオススメしますが、こういう方は注意して下さい。

・就活がまだ終わっていない人
・国家試験合格する自身が低い人

就活終わってない人は忙しいですし、自身が低い人は万が一不合格な場合に旅行が楽しくないですからね。
そういう方には国家試験の1年前の3月に旅行行くことをオススメします。旅行で思う存分楽しんで、そこから受験生として切り替えて行けるといいです。

3,引っ越し準備(引っ越しある方)

就職が決まり、今いる地域から引っ越す方もいるでしょう。そういう方は引っ越し準備は早めに行うことが重要です。

理由として、この時期の引っ越しは超繁忙期だからです。新生活を始める方も多く引っ越し需要が増えてきます。引っ越しの大まかな流れとして

  1. 引っ越し先の物件を決める
  2. 引っ越しの日程を決める
  3. 必要な物の購入(家電、家具など)
  4. 今の家から持っていくものの荷造り
  5. 家電や荷物の搬入
  6. 荷解き

この流れの中で大変なのが、1、2になります。

1,引っ越し先の物件を決める

引っ越し先が寮や祖父母の家など以外は、一人暮らしするための賃貸を契約することになります。

この賃貸を選ぶ時に時期が遅すぎると条件の良い物件は埋まっているケースが多いです。一般職の就活は早い方だと5〜6月頃に決まることが多いため、国家試験が2〜3月にある医療職はどうしても遅れをとってしまうのです。

そのため国家試験に受かる自信が高い人は、なるべく早めに動けるといいでしょう。早めに就活をして、早めにどの地域に行くのかを決めれると賃貸選びの幅が広がります。

国家試験が受かるか心配な人は、国家試験2週間前くらいに賃貸を決めて仮押さえしてもらうのがいいでしょう。仮押さえとは本契約は結ばずに仮という形で押させる事です。

仮押さえの注意点は先に他の方に本契約を結ばれる可能性があるということです。不動産屋さんも本契約してくれる人を優先したいに決まっていますからね。ですので2週間前に仮契約して、国家試験後の自己採点で合格が確実なら本契約する形なら、なるべく良い物件を確保する可能性が高くなります。

2,引っ越しの日程を決める

物件が決まったら、引っ越しの日程を決める必要があります。この際に引っ越し業者を使う方が多いと思いますが繁忙期なため料金がかなり高くなっています。

距離は荷物の量にもよりますが閑散期(7〜8月頃)と比べると繁忙期である3月は料金が1.5倍にもなるのだとか。 そうなると金銭面的にも大変ですよね。

持っていく物が少なかったり、引っ越し距離がそこまで遠くないのであれば実家の車orレンタカーでミニバンなど大きめの車を借りて引っ越しすることをオススメします。
この方法なら圧倒的に費用を削減できます。

どうしても引越し業者を使う人は見積もりを出すのが大事です。他社と比較して一番安いところ探すのが引っ越すうえで大事になります。

最後に

皆さん理解できましたでしょうか?

国家試験に合格するのは大変なため、受かってから余韻に浸りたい方は多いと思いますが資格を取得してからが本当のスタートになります。

そのために合格後から気を抜かずに行動できると早く社会に順応することができますので頑張ってください。

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